Short Story…




Short Story No 209
ある晴れた日に



忘れっぽいのか、夢中になりすぎたのか、
それとも単にずぼらなだけか。

いや、もしかしたら邪魔だったのか。
いや、もしかしたら計画的なのかも。

その涙は本物か?
その言い訳は真実か?

泣いて、後悔してるフリでもすれば、
少しは誰かの同情をひけるだろう。

そのうちきっと、出てくるだろうな。
わざと置いたたままにする奴とかさ。
いや、もうやった奴もいるだろう。
已むなく?
いや、自分だけの都合で。

今日は暑い。
とても、暑い。
車の中は、もっと暑いんだろう。



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